前歯で噛めない出っ歯と開咬を非抜歯で改善した症例
- 主訴
- 出っ歯、前歯で噛めない。
- 年齢・性別
- 54歳・女性
- 治療内容
- 開咬と上顎前突に対し、マウスピース型矯正装置(インビザライン)で顎間ゴムを併用し、上顎の奥歯を後方へ移動してスペースを作ることで非抜歯で治療しました。
- 治療期間
- 動的治療期間 15ヶ月
- 治療費
- 基本料金 990,000円(税込)+別途処置料
- リスク
- 歯の移動に伴う歯根吸収、歯の失活、歯肉退縮、ブラックトライアングル、アタッチメント除去の際のエナメルクラック、被せ物のやり直し、清掃不良による虫歯、歯周病の悪化、歯の動揺など
※ インビザラインは薬機法上の未承認医療機器です。詳細は料金ページの注意事項をご確認ください。
院長コメント:この方は舌が常に下の位置にあったため、下顎の歯列の幅が広くなり、奥歯が上下ですれ違う交叉咬合になっていました。あわせて、その舌が前歯を押すことで、前歯が噛み合わない開咬の状態にもなっていました。
そのため、上顎の奥歯の幅を広げること、前歯を噛み合わせるために奥歯を押し込むこと(圧下)、前歯を伸ばすこと(挺出)の3つが必要になります。
ここで見極めが要るのが、幅を広げる方向に骨の厚みが足りているか、そして前歯を伸ばしたときに笑ったときの歯ぐきの見え方が過剰にならないか(ガミースマイル)という2点です。この方は前歯の見え方に問題はありませんでしたが、歯列を広げること・前歯を伸ばすことで歯ぐきが下がる変化は避けられないため、事前にご説明したうえで治療を進めました。