小学生の矯正治療

KIDS ORTHODONTICS

子どもの矯正治療は、
成長の力を活かせます

ABOUT

乳歯と永久歯が生え替わる時期は、歯並びや顎の成長を確認しながら、治療の必要性や方法を検討できる時期です。

受け口や、前歯が生え替わる時期のガタガタ・出っ歯などが気になる場合は、まずはお口の状態を確認するためにご相談ください。

小児矯正(一期治療と二期治療)

TWO PHASES

小児矯正は、成長や歯の生え替わりに合わせて、一期治療と二期治療の二段階で進めます。

一期治療

  • 乳歯と永久歯が混在する時期に行う治療です
  • 顎の土台づくりや、永久歯が生えるスペースを確認します

二期治療

  • 永久歯が生えそろってから行う治療です
  • 歯並びや咬み合わせを整える治療を検討します

治療を始めるタイミングの目安

TIMING

受け口が気になる場合

  • 5〜6歳ごろから相談の目安とされています

顎が狭い・ガタガタ・出っ歯が気になるなどの場合

  • 前歯が生え替わり始める7〜8歳ごろが相談の目安とされています

年齢や歯並びの状態によって異なります。気になった時点で一度ご相談ください。

小学生の矯正治療 症例紹介

CASE

当院で行った小学生の矯正治療症例をご紹介します。

CASE 01
マウスピース矯正 非抜歯

子どもの八重歯・ガタガタを歯を抜かずに整えた症例

治療期間 1年10ヶ月
10歳女児の八重歯・ガタガタの治療前
治療前
10歳女児の八重歯・ガタガタの治療後
治療後

この症例の詳しい経過と院長の解説を見る

主訴
ガタガタが気になる。
年齢・性別
10歳・女児
治療期間
動的治療期間 22ヶ月
治療当時の費用
基本料金 968,000円(税込)+別途処置料
治療内容
叢生と過蓋咬合に対して、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン、完成物薬機法対象外)を用い、非抜歯で治療しました。
主なリスク
歯の移動に伴う歯根吸収、歯の失活、歯肉退縮、ブラックトライアングル、アタッチメント除去時のエナメルクラック、清掃不良による虫歯・歯周病の悪化、歯の動揺など

※現在の費用は料金表をご確認ください。

※治療結果・治療期間には個人差があります。掲載にあたり、患者さまの同意を得ています。

使用する装置

DEVICES
子どもの矯正で使用する拡大床

拡大床

歯列を横に広げ、永久歯が並ぶためのスペースを整える目的で使用する装置です。

  • 取り外し可能な装置です
  • 夜寝るときに使用します。ネジの調整方法は初回にご説明します
子どもの矯正で使用するマウスピース型矯正装置

マウスピース型矯正装置

透明な装置を段階的に交換し、成長や歯の生え替わりを確認しながら歯並びを整えます。

  • 食事や歯みがきの際は取り外せます
  • 決められた装着時間と交換の管理が必要です
フェイスマスク(上顎前方牽引装置)を装着している様子

フェイスマスク
(上顎前方牽引装置)

主に受け口、下顎前突の場合に使用する装置です。

  • 取り外し可能な装置です
  • 基本的には夜寝るときに使用し、上顎を前方に成長させます
上顎の模型に装着した急速拡大装置

急速拡大装置

上顎に装着し、上顎の正中口蓋縫合という骨のところから骨格的に側方拡大します。

  • 固定式の装置です
  • 上顎の幅が著しく狭く、スペースが足りない場合に使用します

使用する装置は、歯並びや顎の成長などを確認してご提案します。

治療の流れ

FLOW

治療期間・費用の目安

PERIOD
一期治療(5〜12歳目安)3〜5年
二期治療(13歳〜目安)2〜3年

治療期間はお子さまの歯並びや生え替わりの状況により異なります。詳しくは検査結果に基づいてご案内します。

よくある質問

FAQ
装置をつけ始めた直後や調整後は、歯が押されるような痛みや、頬・唇に装置が当たる違和感が出ることがあります。一般的には数日間〜1、2週間で慣れてきますが、感じ方には個人差があります。我慢できない痛みがある場合は無理に我慢させず、次の予約日を待たずにご相談ください。
装置には固定式と取り外し式があり、お口の状態や成長段階に応じて選びます。取り外し式は決められた時間使うことが治療結果や期間に関わるため、お子さまだけに任せず、ご家族にもご協力いただきながら進めます。予定どおり使えない場合や、使いにくさ・痛みがある場合は、無理に続けず早めにご相談ください。
習い事や一般的なスポーツは続けられることが多いですが、装置や活動内容によって注意点が異なります。格闘技やラグビーなど、顔や口元に強い衝撃を受ける可能性があるスポーツでは、装置で口の中を傷つけることがあるため、事前にお知らせください。管楽器は装置に慣れるまで演奏しづらい場合があります。大切な試合や発表会の予定も伺い、必要に応じて調整時期やマウスガードなどの対応を検討します。
抜歯をせずに治療できる場合もありますが、診断前にお約束することはできません。顎の成長や歯の大きさ、歯が並ぶためのスペース、かみ合わせを検査して判断します。成長期の治療でスペースを確保し、将来の抜歯を避けられる場合もありますが、状態によっては、より良いかみ合わせのために抜歯が必要になることがあります。その場合も、必要な理由や治療の選択肢をご説明し、ご本人・保護者に納得いただいたうえで方針を決めます。
装置を十分に使えない状態が続くと、予定した効果が得られず、治療期間が延びたり、治療方針の見直しが必要になったりする場合があります。特に取り外し式の装置は、決められた時間使うことが大切です。ただし、痛みや使いにくさを我慢して続ける必要はありません。使えない理由を確認し、装置の調整や使い方、必要に応じて別の装置や治療時期を含めて治療計画を見直しますので、早めにご相談ください。

リスク・副作用

RISK
薬機法未承認医療機器について

マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン)は、海外で製作されるカスタムメイド矯正装置であり、日本の医薬品医療機器等法上の承認を受けた医療機器ではありません。

国内未承認であることについて

日本では医薬品医療機器等法上の医療機器および歯科技工士法上の矯正装置に該当しないため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

入手経路

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は米国アライン・テクノロジー社の製品です。当院ではアライン・テクノロジー社のグループ会社「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。

国内の承認医薬品等の有無

国内には、医薬品医療機器等法上の承認を受けたマウスピース型矯正装置を用いる治療方法もあります。

諸外国における安全性について

インビザライン・システムは米国FDAの医療機器として510(k)クリアランスを受けています。ただし、これは日本国内での承認を意味するものではありません。治療には本ページ記載のリスク・副作用が伴います。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
  • ①矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間〜1、2週間で慣れてきます。
  • ②歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • ③矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • ④治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜まりやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
  • ⑤歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
  • ⑥ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ⑦ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • ⑧矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • ⑨治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
  • ⑩治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
  • ⑪歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
  • ⑫矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
  • ⑬矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • ⑭動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
  • ⑮動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
  • ⑯あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
  • ⑰治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
  • ⑱矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
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